数年前かえら突然バックカントリースキーに憧れはじめました。
じわじわと装備を集めること4年ついに廃ゲレンデをハイクアップしてスキーで降りるという所まで来ましたが、懐事情が常に厳冬期な私
装備集めもヤフオク様でほぼ全て集めました。
まずスキー板。
周りでバックカントリーをしているのはスノーボーダーばかりでスキーヤーは一人も居ない
当時神戸に石井スポーツがあったので色々話は聞けましたがやはりそこは売り手。売りたい物をグイグイくる感じで有難くはあったんですが真実がそこにあるのか不明and新品は買えんのです。
結局当時時期的にも安くなっていた並行輸入品のDPSの板をヤフオクで落として石井スポーツで新品のG3ion12を購入してなんとか頼み込みセットアップしてもらいました。
それから滑走2シーズン目
DPSは硬い!って事に気付いてしまい
間の悪い事に良いタイミングでアトミックのベンチェトラー120がヤフオクで破格で出ているのを見つけてしまいました。
ベンチェトラーにはアルパインのビンディングが付いていましたが調整幅内なのでそのまま使用
ですが元々目指していたのはバックカントリー
ツアーモードにしたい!っでやっぱりヤフオクで探したら中古のチロリア アドレナリンが1万アンダーで出てますやん!
流石に中古の板に中古のビンをつけてくれって石井スポーツに持ち込みはNGやろなーと
ついにスキーセットアップに乗り出しました!
仕事柄道具は全て揃っています。電動ドライバー。各種キリ(ドリル刃)。3番プラスドライバー。エポキシボンド。エポキシパテ。
チロリアのセットに位置出し用のプレートもあったのでちょー簡単でした♪
50幅のマスキングテープをスキー板に貼って中心線を定規で引きます。
一度ビンディングを組み立ててブーツをセットした状態で板のセンターとブーツのセンター線を合して仮置き
一番つま先側のビス穴のセンターを軽くけがきます。
マスキングテープの上に書いた中心線と位置決めプレートのセンター線を合して先程けがいたビス穴位置とも合わせますコレで横方向も前後方向も位置が決まりました。コレでマスキングテープでプレートを固定します。
この位置をもう一枚のスキー板にも出さないといけないのでプレートに板のセンター線をマジックでなぞっておきます。
後はプレートにあるビス穴位置を千枚どうしなど尖った物でプレートの上から板に印をつけます。
プレートを剥がして印に4ミリドリルで9ミリ深さ程度の穴を開けます。
スキー板によりますが、トップコートの下に金属の層がありウッドコアがありますその下はソールの層になるので傷つけてはいけません。
金属層をドリルが越えた瞬間ブスっと柔らかいウッドコアになるので貫通させないようにまずは金属層に穴を開ける事を意識して下さい。
全ての穴の金属層が穴あけ終われば深さ調整する流れになります。
ドリルの深さ調整はドリルの先から9ミリ程度の所にマスキングテープで印をしておきます
最初からマスキングテープを貼っておくとトップコートや金属層を切る際にカスがテープを持ち上げてしまいますので作業に集中している間にマスキングテープがズレていたなんて事になりますので気を付けて下さい。
全ての穴あけが終わればビンディングを当ててビスうちです。このタイミングでは最後まで締め込みはしません。4ミリの穴に5~6ミリのネジを入れるので下穴にネジが切られる感じになります。
その副産物として板のトップコートが山型に盛り上がってしまいますので一度付けたビンディングを外してバリを12~15ミリの金属用ドリルでバリ取りしておきます(スキーショップさんではこの工程は省いている所が多いです)
バリ取りが済んだら全てのマスキングテープを剥がして掃除してエポキシボンドをビス穴に充填し本取り付け手ごたえがあるまで手締めします。
コレで完成ですが、前に付いていたマーカーのアルペンビンディングの穴はエポキシ樹脂パテで埋めてあります。古穴もバリがあるので大きい鉄鋼ドリル刃でバリ取りしてからパテ打ちしました。
今回付けたビンディングはフレームビンディングなのでブーツに合わせて容易に後ろコバを調整することができる反面。無茶苦茶重たいです。このセットで何度かハイクアップしましたがやっぱり重さを感じるのと、転倒した時。大変。。。。滑走はやっぱりピンテックより安定感ありますね。
スキーショップでは保証制度があります。板からビンディングが外れるなんて事はちょっと考えられないですが、DIYでセットした場合はもちろん板のもビンディングのも保証が受けられないので自己責任という事になります。
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