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住宅リフォーム専門店 松美堂 のBLOGです。

Natural Life & Interior ♪インテリアと自然についてのブログ。しかし、迷走します。

リフォームで高額商品。

まだ途中ですが読んでる本
「リフォームは、まず300万円以下で」 天野 彰 著 講談社より
リフォームは、まず300万円以下で

今日は時間が空いたので神戸駅にあるHDCビルにいって商品の調査のためショールームをハシゴしてました。
TOTOの新しいシステムバス「スプリノ」もまだちゃんと見てなかったのと新しいシリーズで「SAZANA」という商品が発表されたところ(まだカタログも届いてない)だったので一目みておこうかと・・・

感想。「スプリノ」のソフトカラリ床はかなりいいと思います。足裏の感覚ももちろんですが、浴槽を洗ったり子供をお風呂に入れたり、介護なんかでも浴室の床の上にひざをつく機会ってけっこうあると思うんですが、ほんの少しですが浴室の床が柔らかいというのはこんなにも快適な事なのか!!と驚かせられました。
それから「SAZANA」シリーズのユニットシステムバス。以前の「フローピア」シリーズが「バスピア」シリーズになって「バスピアシリーズ」が「SAZANA」になったように感じました。TOTOさんのシステムバスの中では比較的お求め安いシリーズなようです。たとえば一つ上のグレードの「バスピア」と違って水栓金具(蛇口等)が「バスピア」がカウンター水洗↓

タッチ水洗

なのに対して「SAZANA」は壁式水栓↓

pht0413_02.jpg

と機器を見るとグレードが低い用に感じましたが、メーカーの意識として違うようです。
上から商品の機能も合わせてご紹介します。

「スプリノ」 魔法瓶浴槽 + ソフトカラリ床 + ぬめりま洗
「サザナ」 魔法瓶浴槽ライト + カラリ床 +ぬめりま洗
「バスピア」 魔法瓶浴槽ライト +カラリ床

スプリノはフル装備と言った感じでしょうか。
「ぬめりま洗」が付いている分「サザナ」は「バスピア」よりハイグレードと言えるようですね。
しかし、この2シリーズはオプションで抜いたり抜かれたりする気がします。実際金額的にはそんなに変わらないかもしれませんね。

新商品のことはこのくらいにしておいて。
今日行ったHDC(ハウジング デザイン センターの頭文字)はいくつかの住宅設備メーカーのショウルームが入ったビルで、先ほどのTOTO以外にもINAXやタカラスタンダード、クリナップ、サンウェーブ、トステム、ヤマハ、あと大阪ガスなんかも展示スペースを出しています。
ただ漠然と見に行くととても疲れる。。。特にユーザーさんがメーカーやスタイルを何も決めずに見に行くと1つのメーカーの商品でも目移りして決まらないのに幾つもメーカーをハシゴなんてしたらパニックです。
ユーザーさんは出来るだけプランナー(リフォーム店や工務店の担当の方)とあらかじめ現場を確認した上で見に行くことをお勧めいたします。その為に私たちプランナーは時々単独でショールームに立ち寄って予習をしてる訳です。
商品についてはメーカーのアドバイザーが網羅していますが、ユーザーさんの求めている物やあらゆるバランスを見てどのメーカーのどういった商品が適当かを広い視野から見つけ出せるのはあなたの担当プランナーだけだと思ってください。ユーザーさん個人でショールームに行くと本当に求めている物を手に入れる事は難しくなります。プランナーは経験や知識やプランを総合して商品を絞り込んでくれます。

余談になってしまいましたが、HDCにはそれだけたくさんのメーカーが軒を連ねています。そして冒頭に出てきた「リフォームは、まず300万円以下で」という本の題名と逆行する事態が起きていました。
とは言っても以前からあった事はあったんですが、以前は1割程度だったのが3割~4割くらいに増えてるように感じたのです。
それは、その300万円を超えるシステムキッチンなどの住宅設備機器が各メーカー強く出してきている。と言うことです。下手するとクラウンクラスの車が買えるキッチンです。もちろん商品だけです。当然工事費も更にかかります。使用頻度なんかを考えるとバランス悪いなーと思ってしまいました。
私は300万円以下のリフォームで300万円以上の効果を出せるリフォーマーを目指します!


夏目のヤツメ!

時々ですが本を読みます。今日一冊のほんを読み終わりました。
夏目漱石の「こころ」という本です。読み始めてなるほど一度読んだことがあるなぁ~と思いながら読んでみました、本はやっぱりその時の年齢や状況で感じ方が違うものなんですね~
読みたい人もいらっしゃると思うので内容にはあまり触れられませんが、「先生」と呼ばれる主人公を青年の目から客観的に物語っています。その先生の驚くべき過去が最後、本のほとんど半分を埋め尽くす長さの手紙で青年に打ち明けられる。という感じです。
とてもよっかった
仕事がら他人の家にお邪魔する事が頻繁にある私ですが、この本のとうり人にはそれぞれ厄介な問題が誰でも一つや二つはある物だな~と思い起こさせられました。その問題に立ち向かえるはずも無く苦しんでいるんだな~なんてしんみりしちゃいました
kokoro