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住宅リフォーム専門店 松美堂 のBLOGです。

Natural Life & Interior ♪インテリアと自然についてのブログ。しかし、迷走します。

先日、TOTOの営業の方が来られて新商品の案内パンフを置いて行かれました。
それはもーカッコいい新型トイレのパンフです。
top_main.jpg
パッと見たときは「WWWWoooo!!!かっこええやん!」って食いついてしまいましたが。。。
「このハイデザイン。。生かせるかな。。」と。。。。
しかし、度々カタログ見返して色々イメージしてみたんですが。
これはもー従来の当たり前なトイレスペースから卒業して
もっと複合的なサニタリーエリアという考え方にシフトするべきかも!
今では当たり前のLDKというスペースも昔はバラバラに間仕切られてましたよね
台所と食事場と居間はすべて襖やガラス障子で間仕切ってありましたが
しだいに台所と食事場は一つの部屋にまとめられて
今では、料理をするのも食事をとるのもくつろいで団欒するのも全ておなじ一つの部屋でするようになりました。
不思議なことに結構富裕層なお宅でもこのスタイルが多いんですよね~
欧米では中流階級以上の戸建て住居では14㎡以上のキッチンルームと17㎡以上のダイニングルーム
そして二つを凌駕する大きなリビングルームがあるのが一般的なようです。
さらに大きなクロークやクローゼットルームまであるとなるといったいどんなお屋敷やといいたくなります。
あー日本の国土の狭さを痛感致します。
話が脱線しましたが、冒頭のカッケー便器を考察していると
日本の住宅事情にこれらのパターンをはめ込む事が案外出来るんじゃないかと思っちゃいました。
今、日本の不動産業界やリフォーム業界を騒がしてる(言い過ぎです)ニュースといえば
空き家、古屋問題だと思います。
団塊世代の方たちの全盛期はバブル期で、当時の住宅販売規格も80坪前後の広い土地
建築も大き部屋数も多い物が多かったと思います。
しかし、子供たちが成人すると別で家を建てて核家族化する。
広い家に夫婦2人で生活することになり、管理ができないとマンションに移住。
という流れが多いと思います。
同じ面積でも部屋の数とボリュームをコントロールして属性を多様化すれば生かせるのではないか?
小さい部屋をいくつも管理(置いてある物を把握したり掃除などのメンテナンス)するより
少ない数の大きな部屋の方が管理が楽ですよね。
リビングや応接スペースだけではなくて、水回りも同じことが言えるように思うわけです。
浴室と洗面洗濯サニタリーとレストルーム(トイレ)は3坪くらいですべてまとめて大きなスペースで区切る
大家族で水回りを使うタイミングが重なるような生活習慣から抜け出ている世代のご家庭なら
このスタイルは管理しやすい上にすっきりとしたラグジュアリースペースを作り出せます。
大空間なら換気システムも組みやすくて湿気・カビ対策も万全ですしね!
そんなスペースなら新型NEOREST NX。最高にアリだと思います。
#リフォーム #neorest #neorestnx #renovation #間取りプランニング 
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垂水に「和楽居(わらい)」というシェアハウスがあります。
シェアハウスというのは文字通り「住まい」をシェア(共有する)共同住宅です。
就寝スペースは個々となっていますが、キッチン、浴室、洗面、もちろんトイレ、通信。生活設備は全てシェアで成り立っております。
水道や電気、通信、ガスなどのメーターはそのシェアハウスに一つづつしかせっちされていないので、誰かが勝手にガンガン電気を使うなんて事は許されません。利用者一人一人が皆を思いやって初めて成り立つシステムです。素晴らしい生活スタイルだなーと思います。
そんなシェアハウスの中でも異質な光を放つシェアハウス和楽居には一つのテーマがあります。
それは「自然である事」。生活の中で使うものや建物の素材をできるだけ自然に還る物で作っていく事を心掛けているようです。
そんなシェアハウス和楽居さんで時々資材の調達や改造(基本セルフビルドで家のメンテナンスをされています!)のアドバイスをさせて頂いています。
今回は幾つかある和楽居のシェアハウスの中でも一番大きくて利用者が多い「オーガニック」と呼ばれる棟で、利用者が多い中どうしても困る一つしかない浴室。シャワールームの増設で協力させて頂きました。
ただ浴室を増やすというだけでは勿体無いので、増築の一部始終をDIY講習として工事のサポートに回って頂いて、大まか木造の建物がどういった構造と経緯で建っているのかを肌で感じて頂こうと思いシェアハウスの造作部長「ヒデキさん」に現場に入って頂きました。

設置する場所は裏の物置になっていたエリアです。すでに屋根付きで雨漏りの心配が無い事と既存の浴室と隣接しており設備的ロスが少ないのでこの場所になりました。
騒然となっていた荷物を退けて洗濯機を置くスペースを確保しつつ水道設備工事を事前に手配しておきました。素人作業で取り返しのつかない事もあるので、なんでもDIYでするのも良いですが必要な部分は専門の工事士にしてもらいましょう。

水道や電気の設備が終わったらユニットのシャワールームの設置です。これもメーカーの専属組み付け工事士が商品と共にやってきて指定した場所に取り付けてくれます。事前に配管しておいた給水管(湯水)と排水管にも繋いでくれます。

ユニットが設置できたらユニットを囲う壁や脱衣スペースの位置や範囲を床面に線引きします。壁の厚みなどを計算して壁が建つ下に基礎を建てていきます。今回は脱衣スペースの床の高さを出来るだけ抑えたかったのでコンクリート製のレンガ(高さ100厚み60長さ200㎜)で基礎を作りました。この時ボルトを出しておいて基礎の上に寝かす横材を固定する時に使います。

ここからいよいよ木工事です。
今回は荷重が掛からない(屋根や二階が無い)のでホワイトウッド2×1材(60×27㎜×4m)で骨組み作ります。本来ならば最低3寸角(90㎜角)などで土台や柱を立てます。
窓やドア、戸の位置に気をつけながら柱と間柱を建てていきます(今回は全て同じ材木)。垂直や水平は後々徐々に合わせていきますので、とにかく土台に柱を縫い止めていきます。
この時土台に柱を立てて電動ドライバーでビスを斜め打ちにしてとめてるのを見て「これだけで良いの!?」と驚いていましたが。本来土台や柱は90㎜角以上あり、土台に「ホゾ」と呼ばれる凹みを彫り込み、柱側にはそれに合う突起を削り出しておくのが本式です。今回の柱は壁の強度のみの目的なのでビス1本で充分としました。
昔は、家を建てる前に大工さんは工場でそのようなホゾ加工を事前にしています。それを「墨つけ」「キザミ」と呼びます。それらの加工された材木を現地で初めて基礎の上に並べて柱や梁をその「ホゾ」にはめていく事を「上棟式」棟(むね:屋根の1番高い所)を上げる式とよんで、簡単なお祭りのような事をしたんです。頭の中でイメージして上手にそのパズルが実際に組み上がったのをみれば、それはもう楽しい宴になった事でしょう。最近はコンピュータと機械で「キザミ」をするプレカットが多くなりこのような風習と感動は田舎の方だけになりましたが、まだ一部の地域では行われています。

少し間の写真がありませんが、柱の垂直が大体出たら床の骨組みを設置します。
希望するフローリングの貼り方向と直角に骨組みを取り付けるのがポイント。この時の骨組みを「根太(ネダ)」と言います。60×45㎜角もしくは45㎜角の米松材を使う事が多いです。湿気の多い場所なので強度重視で12㎜厚のコンパネベニヤを下地に貼る捨て貼り工法でシートフローリング(表面強化されたフローリング)を仕上げで貼りました。
床が仕上がれば出入口のアルミサッシ勝手口を取り付けます。今回は通路との干渉もあるので引き戸にしました。
サッシにはサイズが関東間用と関西間用があり関西間の方が広く設定されています。特注も出来ますが新設の場合は規格設定品の方が安いですし納期も早いです。
後はサッシの付ける位置の設定があります。壁の外側か内側かが、すなわち「外付け」「内付け」という言い方をしますが、アルミの形状が異なりますので図面等でしっかり設定しておきましょう。この辺りは「現場合わせ」では上手くいかないとこですね(笑)

今回は壁厚を小さくしているので外付け仕様にしました。
サッシが入ったらアンピから壁厚プラス10ミリ程度の幅でドア枠を入れておきます
ドア枠は出入口と浴室の折れ戸の2カ所で「縦勝ち」と呼ばれる組み方です。他にも「横勝ち」「トメ」とあります。

サッシ枠を入れたら柱の垂直を出しながら壁材を貼るための桟木(横材15×40㎜×4m)を1尺(303.333㎜)ピッチでとめていきます。
この時なぜ1尺なのかというと、次に貼る壁材(ここではラスボード910×1820㎜)の継ぎ目にちょうど下地の桟木が来るようにするのと壁の強度の為です。1.5尺(455㎜)ピッチでも継ぎ目はうまくいきますが石膏ボードの壁材がたわむ恐れがあるので、比較的強度の高い割り振りにしました。
使用するボードが「ラスボード」といって漆喰などの左官での塗り上げ仕上げ用に表面に凹凸をつけてある石膏ボードで、厚みが7.5ミリしかないのであまり粗い間隔の下地だと壁に手をついたり寄りかかっただけで割れてしまう恐れもあります。
天井も同じように1尺ピッチで下地を作ります。天井材は「ジプトン」の455×910の石膏ボードで表面が虫食い模様に仕上がっている物を使いました。半掛け(半分づつ継ぎ目をずらしてはる)で貼る場合は1.5尺(455ミリ)ピッチで下地を打っておきます。

骨組みが出来たら照明やスイッチの設備回路を取り付けたい場所に出しておきます。
いよいよボード貼りです。電動丸鋸で石膏ボードを切ると物凄い粉塵が出るので1メートルの定規と大カッターナイフでボードを切断します。
石膏ボードを切るときカッターナイフを力いっぱい押し付けると抵抗が大きくうまく進まないのと走り出したときコントロールが効かなくなり大変危険です。
切りたい所に定規をあてて、鉛筆で線を引くように軽い力で2~3回撫でるように切った後は、定規を使わず切込みの溝にカッターを滑らすように切りましょう。数回きって石膏ボードの厚みの3分の1程度切れれば山折にすることでパキンと折れます。あとは裏側の保護紙をカッターで切ってあげればカット終了です。ボード折り切りをした後は切り口に凹凸が少しできますので軽くカッターナイフでしごいて滑らかにしとくといいと思います。
今回は接着材を極力使わないということなので入れていませんが、桟に木工用ボンドを塗っておいてボードを貼り付けビス止めします。ビスの間隔は20センチ程度です。
基礎で水平。柱で直角をキチンと出していればこの時の石膏ボード貼りがとてもスムーズにいけますが、なかなか難しいと思います。
ボードのカットするときの寸法出しは両端と真ん中必ず三点の寸法を出す癖をつけておきましょう。石膏ボードは細長い寸法で切るのが難しいのでできるだけ大判になるように割り振りもよく考えて下さい。

石膏ボードが貼り終われば室内の隅々に「周り縁」と「巾木」を打てば大工工事の終わりです。
こういった化粧材はビスでは目立つので細い釘が良いと思います。エアータッカーなどでフィニッシュネイルで打てば尚綺麗に仕上がる事でしょう。
      
今年は暖冬で冬に入ってから長い間過ごしやすい日が続きましたが、ついに本来の冬らしい冬がやってきた!という感じです。
ここまで急に寒くなると辛さもひとしおですね~
2016年1月はトイレリフォームの依頼が盛りだくさんでした。
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しかもローシルエットばっかり‥
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トイレは1日で工事完了しないといけないのでいつもより緊張します。
小さいスペースですが、水道工事と内装工事を順番で手配します。
便器の撤去→配管工事→内装材のメクリ→内装仕上げ工事→便器取り付け→器具(照明やペーパーホルダー)取り付け→清掃→引き渡し
が主な流れ。上手くできれば1日3カ所ほど工事出来ますが、2カ所くらいにしとかないとミスが出たらタイヘン!
コンパクトで節水なのでとても喜んで頂けました♪
先日、いつもお世話になっている野菜食堂堀江座さんから内装リフォームのお仕事をご紹介頂きました。
4階建て鉄骨造の戸建て物件(4階部分は賃貸)です。
今回は1階のLDKワンフロアーと廊下部分の床でお困りとの事。
1階部分は床下がなく、コンクリートベースにクッションフロア仕上げになっており結露でいつも濡れたようになってしまうとの事でした。

もともと2世帯住宅の間取りで3階にも水回りがそろっていることもあり、この結露によって住みにくくなった1階部分はほとんど使ってなかったようです。
1年ほど前に近所の工務店に相談してクッションフロアの上からタイルカーペットを敷いてもらって壁紙なども貼り替えたそうですが、結露が改善せれず、さらに濡れた化繊のカーペットが不快でたまらなかったそうです。
今回の湿気の原因はなんといっても床下が無い事ですが、加えて断熱があまり取られていない事、そして縦長の生活スタイルで3階までの住空間分の湿気があまり使っていない1階部分(非暖房室)に集中してしまう事。
どれも根本的解決は難しそうな課題ではありますが色々と考えてみる事にしました。
そして、あの「濡れた化繊の不快さ」から無垢の床板への憧れもあるとの事なので、その憧れも叶えてあげたい!!
問題は床のベースであるコンクリート面の結露です。
それをなんとかしない限りは床板まで濡れてシミだらけになってしまいます。
結露のメカニズムは考えてみると実は簡単なんです。
夏場よく冷えたビールのビンに水滴が付いていますよね?アレが結露ですが、なぜ付くのか。
空気中には酸素や窒素、二酸化炭素などと一緒に水蒸気もあります。
しかし、その空気の温度によって含んでいられる水蒸気の量は変わっていきます。
冬の寒い時に比べて夏の暑い時の方がジメジメして蒸暑く感じますよね?
つまり空気の温度が高ければその分含んでいられる水蒸気の量も多くなるわけです。
そこに冷たく冷えたビールを置くと、そこにあった水蒸気をたっぷり含んだ空気が冷やされて、含んでいられなくなった水蒸気を手放してしまいビール瓶に水滴が付くわけです。 
ここでイメージして頂きたいのが、空気はできるだけ水蒸気を持っていたくない!という事。
空気は気温より冷たい物を見つけたら即座に水蒸気を送りつけ水滴をベタベタ貼り付けにやってきます。これが困った結露の正体です。
さらに空気の量との関係もありますが、それはまたの機会にして今回は床の結露についてもう少し考えてみます。
今回の床はコンクリートです。コンクリートは石に近く大気より常に冷たくあると考えて間違いないでしょう(地熱が高ければ別ですが)
生活の中心になっている3階部分で発生した水蒸気は空気中の寒い所に集まります。
お部屋で言うと天井付近より床付近、窓やドアの辺り、ドアの隙間から廊下へ抜けてさらに温度の低い階段へ回って2階へ、そしてさらに下がって1階へと降りていきます。また、条件の悪い事に2階では部屋干しの洗濯物があったりするとその分の水蒸気も合わさって1階へ降りて来る事になります。
それだけの水蒸気がよく冷えたコンクリートの床を見つければ喜んで貼り付くでしょうね(笑
今回必要なのはそれだけの水蒸気を何処に逃がすか。です。
床は無垢の床板を貼りますが床板とコンクリートの間にはスタイロフォームの断熱材と外壁用の防湿シートを挟み込みました。これでコンクリートの冷たさを床板に直接伝える事も無いと思います。さらに暖房した時の熱の損失も少なく出来るので暖房を切った後床がいち早く冷えるという事を防ぎます。

無垢の床板は湿度の具合で膨らんだり縮んだりします。
縮んだ時は床板に隙間が出来ます。
その時にコンクリートに湿気が回りにくいように防湿シートが必要と考えました。
あとは出来るだけこのお部屋を使って頂く事だと思います。
使えば湿度も上がりますが温度も上がる事になり部屋の壁や天井、床も暖められて結露しにくくなるはずです。
後は「換気」が大きなポイントになるでしょう。例え1センチでも良いので窓を開けておけば、居室内で1番寒い所はその窓の隙間という事になり、湿気はそこに集まります。そして集まった先は屋外。。まんまと湿気を追い出す事に成功!というわけです。
湿気、結露対策には建物内の各部屋の気温差を小さくする事と「断熱」そして「換気」が大事です。
少し寒く感じるかも知れませんが日本の風土と向き合った生活の仕方なんです。
是非、暖かくお部屋を暖めたら時々換気!心がけてみて下さいね♪
    
先日、いつもお世話になっている野菜食堂堀江座さんから内装リフォームのお仕事をご紹介頂きました。
4階建て鉄骨造の戸建て物件(4階部分は賃貸)です。
今回は1階のLDKワンフロアーと廊下部分の床でお困りとの事。
1階部分は床下がなく、コンクリートベースにクッションフロア仕上げになっており結露でいつも濡れたようになってしまうとの事でした。

もともと2世帯住宅の間取りで3階にも水回りがそろっていることもあり、この結露によって住みにくくなった1階部分はほとんど使ってなかったようです。
1年ほど前に近所の工務店に相談してクッションフロアの上からタイルカーペットを敷いてもらって壁紙なども貼り替えたそうですが、結露が改善せれず、さらに濡れた化繊のカーペットが不快でたまらなかったそうです。
今回の湿気の原因はなんといっても床下が無い事ですが、加えて断熱があまり取られていない事、そして縦長の生活スタイルで3階までの住空間分の湿気があまり使っていない1階部分(非暖房室)に集中してしまう事。
どれも根本的解決は難しそうな課題ではありますが色々と考えてみる事にしました。
そして、あの「濡れた化繊の不快さ」から無垢の床板への憧れもあるとの事なので、その憧れも叶えてあげたい!!
問題は床のベースであるコンクリート面の結露です。
それをなんとかしない限りは床板まで濡れてシミだらけになってしまいます。
結露のメカニズムは考えてみると実は簡単なんです。
夏場よく冷えたビールのビンに水滴が付いていますよね?アレが結露ですが、なぜ付くのか。
空気中には酸素や窒素、二酸化炭素などと一緒に水蒸気もあります。
しかし、その空気の温度によって含んでいられる水蒸気の量は変わっていきます。
冬の寒い時に比べて夏の暑い時の方がジメジメして蒸暑く感じますよね?
つまり空気の温度が高ければその分含んでいられる水蒸気の量も多くなるわけです。
そこに冷たく冷えたビールを置くと、そこにあった水蒸気をたっぷり含んだ空気が冷やされて、含んでいられなくなった水蒸気を手放してしまいビール瓶に水滴が付くわけです。 
ここでイメージして頂きたいのが、空気はできるだけ水蒸気を持っていたくない!という事。
空気は気温より冷たい物を見つけたら即座に水蒸気を送りつけ水滴をベタベタ貼り付けにやってきます。これが困った結露の正体です。
さらに空気の量との関係もありますが、それはまたの機会にして今回は床の結露についてもう少し考えてみます。
今回の床はコンクリートです。コンクリートは石に近く大気より常に冷たくあると考えて間違いないでしょう(地熱が高ければ別ですが)
生活の中心になっている3階部分で発生した水蒸気は空気中の寒い所に集まります。
お部屋で言うと天井付近より床付近、窓やドアの辺り、ドアの隙間から廊下へ抜けてさらに温度の低い階段へ回って2階へ、そしてさらに下がって1階へと降りていきます。また、条件の悪い事に2階では部屋干しの洗濯物があったりするとその分の水蒸気も合わさって1階へ降りて来る事になります。
それだけの水蒸気がよく冷えたコンクリートの床を見つければ喜んで貼り付くでしょうね(笑
今回必要なのはそれだけの水蒸気を何処に逃がすか。です。
床は無垢の床板を貼りますが床板とコンクリートの間にはスタイロフォームの断熱材と外壁用の防湿シートを挟み込みました。これでコンクリートの冷たさを床板に直接伝える事も無いと思います。さらに暖房した時の熱の損失も少なく出来るので暖房を切った後床がいち早く冷えるという事を防ぎます。

無垢の床板は湿度の具合で膨らんだり縮んだりします。
縮んだ時は床板に隙間が出来ます。
その時にコンクリートに湿気が回りにくいように防湿シートが必要と考えました。
あとは出来るだけこのお部屋を使って頂く事だと思います。
使えば湿度も上がりますが温度も上がる事になり部屋の壁や天井、床も暖められて結露しにくくなるはずです。
後は「換気」が大きなポイントになるでしょう。例え1センチでも良いので窓を開けておけば、居室内で1番寒い所はその窓の隙間という事になり、湿気はそこに集まります。そして集まった先は屋外。。まんまと湿気を追い出す事に成功!というわけです。
湿気、結露対策には建物内の各部屋の気温差を小さくする事と「断熱」そして「換気」が大事です。
少し寒く感じるかも知れませんが日本の風土と向き合った生活の仕方なんです。
是非、暖かくお部屋を暖めたら時々換気!心がけてみて下さいね♪
    

重松 大介 (Shigematsu Daisuke)

Author:重松 大介 (Shigematsu Daisuke)
有限会社松美堂
代表取締役

こんにちは。京都の芸術系短大を卒業後、意匠デザイン・建築デザインを経て
今は神戸のリフォームスペース「松美堂」でデザイン兼現場監督(?)しています主に住環境を扱っています
自然素材系リフォームやCS(化学物質過敏症)の為のリフォーム
環境循環型住空間などナチュラルな住空間の為のリフォームをお勧めしています。
スクラップ&ビルドに見切りをつけて長寿命住宅の為のリフォーム、ハリボテではない本物素材を使った住空間作りを心掛けています。

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